福井から原発を止める裁判の会 メルマガニュース

2012年5月11日 第5号

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福井原発差止訴訟準備会 メルマガニュース 2012年5月11日 第5号
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福井原発差止訴訟に参加された原告・支える会の皆さん

このニュース配信は、会の活動や福井原発を止めるための情報を
幅広く提供します。
作成は、現在福井原発差止訴訟準備会の世話人の一部で作成
世話人会の承認を得て配信します。

本号の内容
(1)脱原発活動報告
  (1-1)中嶌哲演師の断食の場を訪れて
  (1-2)「大飯町で開かれた石橋克彦教授の講演会に参加
  (1-3)「原発と人権」全国研究・交流集会IN福島 に参加
  (1-4)大飯3・4号機再稼働への抗議行動に参加
  (1-5)枝野経済産業省が福井県庁を訪れ大飯3・4号機再稼働妥当の説明抗議行動
  (1-6)柴野徹夫講演会
     「原発事故は何をもたらしたのか?福井の私たちに何ができるか?」を開催
(2)会報「かたくり通信」0号を発行しました
  
(3)裁判準備状況「長期の裁判になりそうです」(かたくり通信0号より)

(4)脱原発関連イベントの案内
  (4-1)映画「イエローケーキ」
  (4-2)原発シンポジウム
  (4-3)ふくいに集まろう―― 大飯原発、今なぜ再稼働? ―― (雨天決行!)
     ★ 福井原発差止訴訟準備会 賛同集会 ★
  (4-4)岩淵正明弁護士講演会

(5)福井原発差止訴訟準備会からのおしらせ。

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(1)脱原発活動報告
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★当会ホームページもご参照ください。
  3月 http://adieunpp.net/History/History1203.html
  4月 http://adieunpp.net/History/History1204.html

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(1-1)中嶌哲演師の断食の場を訪れて
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 3月26日より30日まで、長年小浜で、反原発運動をされてきた中嶌哲演師
 (原子力発電所設置反対小浜市民の会、明通寺住職)が、福井県庁ロビーで
 断食を行いました。

 中嶌さんは断食にあたって「大飯原発の再稼働を許してしまうと、なし崩し的に
他の原発の再稼働に繋がってしまう。第2のフクシマを続発しかねないという大きな
危機感を抱いている。私の断食がささやかな触媒となり、『大飯原発を断じて再稼働
させたくない』という想いを福井県内や全国の多くの人たちに伝えたい」と趣旨を
お話されたそうです。

以下、3月27日に県庁ロビーを訪れて、中嶌氏とともに抗議の時間を過ごした会員
Wさんからの報告です。

 
◎素人おじさんの活動記録
 
 中島哲演氏激励のため、午後1時半頃中央公園のパーキングに車を止め県警の前を
通ると、歩哨の若い警察官が怪訝な顔で私を見るので(私にはそんな雰囲気が在る)、
ニコッと会釈すると微笑み返してくれました。 県庁1階ホール、庭に面した簡素な
応接セットの椅子に、哲演さんは胡坐を組む姿で静かに淡々と坐っていられました。
 
 既に訴訟準備会のメンバーの方はじめ5名の人が、哲演さんを見守る形で坐って
いらっしゃいました(後で紹介されたが、大阪や滋賀から来られていた)。訴訟準備
会の会員に紹介され哲演さんの前に坐り、「お身体大丈夫ですか」とお聞きすると、
瞑っていた眼を開け「大丈夫です」と言われ、「お名前は、どちらから来られました
か」と嬉しそうに質問なさった。
 しばらく様々なお話をしましたが、一人でも多くの市民が活動に参加するにはどう
したら良いかという話題に及ぶと、「会の正当な理論付けは当然大切ですが、人々の
魂に訴求する事がポイントです。
 
 今まで様々なイベントに参加しましたが、音楽や詩が人々に及ぼす影響が大きい。
他の話は忘れても、音楽や詩は今でも覚えている」と話され、私として特に印象深か
ったので敢えて記します。26日にも、訴訟準備会のメンバーが何人か来られていた由。
自然に誰かが一緒に坐るようなので、最後まで居るといわれる5名の人と哲演さんに
挨拶し、少し安心して4時頃帰途に着きました。 

 一つ思い出したことを書きます。途中哲演さんが、「水ばかり飲んでいますから」
と微笑みながらら言われトイレに行かれた帰り、「そこに知事宛の投書があります」
と指差されたので、私はその気になり20分くらい掛けて書きました。書いて準備会の
メンバーの方にお見せすると、他の人にも見せられ、私に向かって会報にも載せてくだ
さいといわれましたので、一字一句は思い出せませんが要点を書きます。 

 私は二ヶ月間くらい福島県でボランティア活動をしていましたが、福島第一原発の
20キロ圏の町を他のボランティアと見た時、期せずして同時に「ゴーストタウンだ」
と叫んでいました。家は普通どおりに在るのに人が居ない異様な光景を目にしたから
です。傍観者だった私がこの日を期して、原発反対の活動をしようと魂に誓いました。
その時頭に閃いたのは、無条件に(絶対に)原発を稼動させてはならないということ
です。ひとたび事故があれば人間の最も本来的な人格権・生存権が奪われたしまうか
らです。何人にも、企業にも、国家にもそんな権利はありません。今この県庁で命を
懸けて再稼動阻止を願っている人が断食をしています。彼の魂の叫びをお汲み取りい
ただき、再稼動反対の決断をなされますようお願いいたします。

※当日、断食の場にいた他の会員が、Wさんと中嶌さんのエピソードを伝えてます。
 Wさんが哲演さんに「僕は運動を始めたばかりの素人でみなさんより1周以上も遅
れて走ってます・・」に対して、哲演さんが「1周遅れといわれる人が、いつの間に
か先を走っていることがよくあります。私はそれが嬉しいのです。後ろから後ろから、
始めたばかりの人たちが、どんどん私を追い越していく、それが嬉しいのです。少し
も遅くありません。どうか目覚めた時心から動いて下さい。」

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(1-2)「大飯町で開かれた石橋克彦教授の講演会に参加
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4月4日大飯町はまかぜ交流センターで開かれた下記講演会に参加しました。
   「大飯原発は地震で大丈夫?」 ――石橋先生、原発震災を語る――


 石橋克彦教授は地震研究の第一人者で、現在神戸大学名誉教授。
 プロフィールは、ウィキペディアなどを参照してください。(下記URL)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E5%85%8B%E5%BD%A6

 その石橋教授が大飯原発のリスクを地震学的な見地かから語られました。
 講演の詳細は下記URLのビデオでご覧ください。
 http://www.ustream.tv/recorded/21585747

 太平洋岸の東海・東南海などの地震の危険性が言われる今、若狭地方は、大丈夫
なのか。いや、今若狭だと石橋先生はおっしゃっていました。福井原発を考えよう
という方は、是非上記の講演ビデオをみていただきたい。地震学の基礎から、丁寧に
説明しています。
 当会は、出席者に裁判の申し込み用紙を配り、裁判参加を呼びかけました。

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(1-3)「原発と人権」全国研究・交流集会IN福島 に参加
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 4月7日と8日。福島大学で行われた下記の集会に世話人2名が参加しました。

   「原発と人権」全国研究・交流集会
   ~人間・コミュニティの回復と原発のない社会を目指して~

 当会は、裁判は、ほとんど素人の世話人が中心で運営されています。原発裁判の
実情や、全国の弁護団の弁護士さん、各地で裁判や反原発を担っておられる方々との
交流も兼ねて参加しました。

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(1-4)大飯3・4号機再稼働への抗議行動に参加
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 4月8日?10日に県庁前行われた大飯原発3・4号機再稼働の国への抗議行動に
参加しました。政府が首相と数人だけで再稼働を認めて、枝野大臣が福井県に説明に
きそうな情勢の中、抗議の意思をかけつけた人々が交代で、意思表明し、道行く人々に、
再稼働反対を呼びかけました。当会の会員も、空いた時間で現地で反対を表明し、駆
けつけた市民と交流しました 。

 駆けつけた人は少なかったですが、勇気をもって呼び掛けを行い、県民の断固とし
た反対の意思を県庁職員、県庁前を生きゆく人々に伝えました。県内の反原発団体が
急な展開の中で対応が遅れる中。再稼働反対行動の口火をきる行動となりました。

 今まで反原発活動をしていた方や政治活動をしていた方はもちろん。ネットをみて
駆けつけた音楽が好きという、これまでは政治的な活動や思想とは全く無縁であった
青年も、素直な県民の危惧と不安を発言しました。抗議行動という従来政治的に先進
的な人がほとんどの行動に、一般市民が参加してきたことも、大きな意義をもってい
ました。いかに、一般県民の不安も大きいかを物語っていると同時に、まだ、小さい
とはいえ、民主主義的な動きが芽生えているのではと思わせる行動になりました。

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1-5)枝野経済産業省が福井県庁を訪れ大飯3・4号機再稼働妥当の説明抗議行動
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 4月14日。枝野経済産業大臣が福井県に大飯3・4号機再稼働を妥当と判断した説明
にきました。福井県のみならず、周辺府県からも多くの人が集まり、県庁前で抗議行動
を展開。抗議の意思表明や、シュプレヒコールなどを繰り返しました。当会会員も参加
して、大飯3・4号機再稼働を許さないという県民・国民の声を他の参加者と共に枝野
大臣に投げました。また、県に再稼働に同意しないように要望しました。

 集まった人々の勢いの押され、県は、その場に集まった代表数人に面接、再稼働反対
の要望を聞きました。枝野大臣は、県民・国民の勢いに後ろめたさを感じたのか、抗議
行動に集まったひとがいる表をさけ、こっそり県庁裏口から入り、帰りは、またこっそ
り警察車両で県警通用門からでるという、とても公式な説明とはいえないやり方で県に
再稼働の意思を伝えました。その後、県民・国民、また世界中の反対の声を受けて、
県も再稼働を認めてはいません。

 枝野大臣福井入抗議行動の様子は、当会会員の福石みん氏がレポートしています。
 URL http://blog.livedoor.jp/fortune2914stone/archives/51189490.html

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(1-6)柴野徹夫講演会
  「原発事故は何をもたらしたのか?福井の私たちに何ができるか?」を開催
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4月21日(土)に、ふくい健康の森「生きがい交流センターふれあい研修室」にて
「原発事故は何をもたらしたのか?福井の私たちに何ができるか?」を開催しました。

参加26名が、長い年月、反原発と反権力を戦ってこられた柴野氏の話に聞き入りました。

<柴野氏プロフィール>
 京都市生まれ。フリーランス。

 70年代から原発の取材に力を注ぎ、危険な仕事に従事する日雇い労働者の存在、
敦賀原発の事故隠し、原発に巣食うヤクザの実態、札束構成に心を交配させる住民の
姿などをスクープしました。

 第24階日本ジャーナリスト会議奨励賞を受賞

 1995年、進行性胃癌と診断され、全摘手術を受ける。退院後、ジャーナリストの仕事
を続けながら、大津市仰木の里の仕事場に[非営利・自力出版支援工房」と名づけた
「山猫軒書房」を立ち上げ書物を編集・出版、また隔月の「山猫軒シンポ」を主宰して
いる。

 2004年9月の「拳法9条・メッセージ・プロジェクト」(代表安斎郁郎)発足にかかわり
編集統括を務める。

 奥様は看護師、エッセイイストの宮内美紗子。

<著作>
 『原発のある風景』上・下(未来社)、
 菅沼副夫との共著『日本の貧困』(新日本出版社)
 『そこに原発があるけれど』(あけび書房)
 柴野徹夫原作『まんが原発列島』(大月書店)
 いずぶちときことの共著
    『京の花いちもんめ : ルポ・古都つぶしに立ち向かう市民』
    (機関紙共同出版)
 松浦総三・村山淳彦・内野信幸との共著
   『ルポルタージュは世界を動かす ジョン・リードから現代へ』
   (大月書店)
 『僕らが医者をやめない理由 : わが街と生きる』(労働旬報社)
 本島等・森村誠一との共著
   『私たちは戦争が好きだった : 被爆地・長崎から考える核廃絶への道』
   (朝日新聞社、朝日文庫)
 柴野徹夫著、安斎育郎協力
   『明日なき原発―「原発のある風景」』(増補新版)(未来社)

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(2)会報「かたくり通信」0号を発行しました。
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 会報「かたくり通信」0号  原発のない社会を目指して!を発行しました。
   当会の原告・会員・弁護団・関係者に発送しました。

 通信は下のURLより表示・ダウンロードできます。
   http://adieunpp.net/News/Katakuri/120501_No0_0003.pdf

<内容>
    長期裁判になりそうです。
    弁護団の現状と課題について(弁護団)
    原告の皆さんへのお願い (裁判協力者をご紹介願います)
    弁護団弁護士さんの紹介
    世話人紹介
    関連イベント 弁護士有志主催の岩淵弁護士講演会
    ニュースクリップ
    会計報告とお願い
    他

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(3)裁判準備状況「長期の裁判になりそうです」(かたくり通信0号より)
                                                                中野充
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 福井県でも「原発訴訟を」という思いで、訴訟準備中の笠原弁護士をMさんと訪ね
たのは2月の初めだった。あれから、多くの仲間が集まって「福井原発差止訴訟準備
会」が立ちあがり、さらに原告、会員の方が集まった。既に3 カ月近くが過ぎた。当
初から福井差止訴訟準備にかかわってきた世話人として、現在、訴訟は大きな岐路に
あるということを、原告、会員の方々に報告すると同時に、深くお詫びをしなければ
ならない。

 当初、「福井の全ての原発を差し止める」「再稼働を睨んで3 月中、あるいは、も
う少し遅れて提訴を予定」「差し止め仮処分訴訟を起こす」「滋賀の福井原発訴訟の
やり方をモデルにする」「今回の仮処分訴訟は1~2年で終わる」ということを前提
で、原告を募集してきた。

 臍(ほぞ)を噛むとはこのことかという思いだが、「福井の原発14基全ての原発を
対象に訴訟を起こすことは、時間的にも、マンパワー的にも、ほとんど不可能という
ことが判ってきた。原発訴訟は、例え、原発1基でも、訴訟までには、半年以上かか
るのが通常である。さらに、既に提訴された、滋賀の差し止め仮処分訴訟も、1・2
年では終わりそうにない状況にあるそうだ。原発訴訟は裁判の中でも最も困難な裁判
のひとつ(もんじゅ訴訟は20 年かかった)であり弁護団は数十人体制が欲しいのだが、
現在、弁護団には7 名の方が孤軍奮闘しているだけである。この困難を克服すべく、
弁護団の方も、大変な努力で訴訟形態そのものから検討を重ねているが、未だ裁判を
戦う態勢さえ見通せていない。

 様々な経過や再稼働をなんとか止めたいという強い思いなどがあったが、当初掲げ
た裁判にほど遠い現状で、申し訳ないとしかいいようがない。しかし、力不足なので
身の丈にそって矛先をゆるめるかと問われれば、ゆるめるつもりはない。

 国、電力会社は大飯3・4 号機再稼働へ着々と歩みを進めている。福井県も新幹線延
伸と抱き合わせで原発政策を進めるつもりでいる。とはいえ、福井県や周辺自治体の
住民さらには国民の安全への疑念、不安、原発反対、原発廃止の声は、マスコミが報道
を控えめにしていても、覆い隠すことはできないほど強い。福島県民は、事故は収束
どころか、被曝、放射の汚染、疑問だらけの除染、ウソやゴマカシの政策と情報操作
による心の分断と、過酷な現実を強いられている。悲劇は新たな悲劇を生んでいる。

 一旦過酷事故になれば、その損害、悲劇は、経済や日常生活の不便さとは比べものに
はならない。にもかかわらず、安全を無視し、しかも、原発なしでも電力が足りている
といわれているにもかかわらず、関電の口先だけの電力不足を理由に、国は大飯3・4
号機を再稼働させようとしている。

 痛苦なことだが、近い将来に膨大な数の人が死亡を含む健康被害になる可能性が高い。
こんなことを、黙って見過ごすことは、断じてできない。再稼働を阻止するためにも、
万が一、再稼働してしまったなら、何が何でも、運転停止させるためにも、裁判をあき
らめるつもりは毛頭ない。

 みなさん、私たちは一般庶民でしかない。弁護士さんも一般庶民。強大な、国や電力
会社、原発プラントメーカー、財界、権力と資金で後押しされる学者、マスコミといっ
た原子力村よりも、遥かに力は弱い存在だ。しかし、私たち庶民は、日々の労働に直結
した科学と、利権とは無縁の良心をもっている。家族や、地域の人々、世界中の人々、
先祖や子孫を愛する心を持っている。地域、自然や故郷を愛する心をもっている。地球
を愛する心をもっている。同じ弱い立場の大勢の仲間がいる。さらに仲間を集めよう。
長期戦になっても、裁判で困難を強いられても、その度に、仲間を増やし、さらに徹底
抗戦する知恵と団結力をつけよう。再稼働に対しても、裁判・運動をあきらめることな
く、抵抗する手段を考えよう。原発を止め、廃炉に持ち込もう。

 当初とは違った裁判になりそうなことは、心からお詫びしなければならない。原告を
おりるという方がいる場合、原告費をお返ししなければならない。しかし、あきらめら
れない方に呼びかける。新たなステージで、裁判を戦い抜き、いっしょに運動を広げて
いきませんか。原告団で集まって、裁判のこと、運動の事、語り合いませんか。
5月末か6月に原告団会議を予定しています。是非、参加され、原子力村への裁判という
一撃をどうやって強いパンチにするかを、ぜひ、一緒に議論しようではありませんか!
(これについては期日等が決定次第、再度連絡をさせていただきます)

 原発があるかぎり、原発を司法の場で問い続け、同時に裁判と連動して社会運動と
しても告発し続けようではありませんか!


★裁判準備状況は以下のホームページをご覧ください。
 http://adieunpp.net/PreJudgment.html

ご意見は、本会のメール、又は、世話人宛てご連絡下さい。
post@adieunpp.net


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(4)脱原発関連イベントの案内
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福井の原発を止めるための関連イベント(順不同)

★この項のイベントは福井原発差止訴訟準備会の主催ではありません。
 裁判への支援をして下さる原告・会員が所属している団体の活動が主です。
★集会や勉強会に参加して、原発再稼働反対への意思表示と脱原発の理解を
  深めましょう。
★イベントや勉強会などの案内依頼は世話人か以下まで
  post@adieunpp.net
★当会ホームページ、ただ人の会カレンダーなどもご参照ください。
  当会ホームページ http://adieunpp.net/Event/Event.html
  ただ人の会カレンダー(GoogleIDが必要です)
           http://www.google.com/calendar/render 

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(4-1)映画「イエローケーキ」
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上映:メトロ劇場

5月5日~18日

ウラン鉱山の裏面を明らかにしたドキュメンタリー「イエロー・ケーキ」

  映画詳細 ⇒ http://pandorafilms.wordpress.com/roadshow/yellow/

 上映時間など詳細は、下記メトロ劇場ページをご覧ください。
     http://www2.interbroad.or.jp/metro/eigajoho.html#timetable

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(4-2)原発シンポジウム
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日時:5月12日(土) 開場 13:30 開演 14:00    

お話 早川篤雄さん
     東京電力福島第一原発事故によって 避難生活を余儀なくされた楢葉町住民
    松下照幸さん
     敦賀で原発に頼らない地域をつくるために長年取り組んでおられる
     美浜在住(森と暮らすどんぐり倶楽部)

日本環境法律家連盟(JELF)は、2012年1月、東京電力福島第一原発事故で甚大
な被害を受けた福島県を視察し、早川さんを初め、原発事故で被害を受けた地元住民
の皆様のお話を伺いました。そして、改めて「原発との断絶なくして、福島の復興なし」
という考えを刻み、各地でそれぞれの弁護士会員による取り組みを行っています。

今回、JELFでは、中でも原発銀座とも呼ばれる福井県敦賀市にて、福島での被害
回復の取り組み・被害の実情を伺うとともに、これまでの原発立地政策の違法性や問題
点、また、原発に頼らない社会を実現するための課題などを議論いたします。

どなたでも参加できます。是非、皆様のご参加をお待ちしております。

◇場所  敦賀市民文化センター(http://bit.ly/HAnn9Y) 小ホール
    (福井県敦賀市桜町7番1号)
     (電話)0770-25-5125         地図

◆資料代 700円

◇内 容:

1、 現在の全国各地の原発訴訟の実情について各訴訟弁護団より報告。
・福井県の原発訴訟の状況
・上関原発訴訟から見る原発立地政策
・その他、参加弁護士からの報告

2、東京電力福島第一原発事故の被害回復への取り組み

  報告:早川篤雄(とくお)さん(宝鏡寺住職)
  原発から20キロ圏内、楢葉町住民。境内で障害者支援施設を
 運営されながら、長年、原発の危険を訴える住民運動に取り組んできた。

3、福井県美浜市から、原発に頼らない地域をつくるための取り組み

  報告:松下照幸さん(元福井県美浜町町議)
  美浜市で長年、脱原発運動に取り組んでおられる元美浜町町会議員。


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(4-3)ふくいに集まろう―― 大飯原発、今なぜ再稼働? ―― (雨天決行!!!)
     ★ 福井原発差止訴訟準備会 賛同集会 ★
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日時:4月12日(土)  13:00~

場所:福井市中央公園
   集会後パレードを予定しています。

 大飯原発3、4号機が、福島原発の事故についての知見を生かした安全性の確保もなく、
また電力需給についての正確な情報も知らされないままに、再稼働されようとしてい
ます。

 私たちは、動植物などの自然、人々の命と健康や生活をかえりみない性急な動きに
大きな危惧をいだいており、この再稼働を進める動きに異を唱える集いを開くことに
なりました。

 これは、福井県に限らず、近隣諸府県さらには日本に住む人々全員の問題であり、
今回の再稼働に疑問を抱くすべての人々に参加を呼びかけます。小さな声をたくさん
寄せ合う事でこの状況を変えていく必要があります。

主催:ふくいにあつまろう実行委員会

  ★福井原発差止訴訟準備会も賛同団体として、実行委員にも参加しております★

問い合わせ 090(7083)8921(若泉) waka3@rk9.so-net.ne.jp (サヨナラ原発福井)

チラシURL http://adieunpp.net/Event/doc/512fukui_flyer.jpg

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(4-4)岩淵正明弁護士講演会 
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場所:福井弁護士会(三井生命ビル7階)会議室

  駐車場がありません。駐車場は周辺の駐車場をご利用願います。

時間:14:00から(予定)

詳細未定 お話の内容は次を予定しています。
    原発訴訟の現状と課題 
    福島の事故を受けた訴訟のみこみ 

岩淵正明(いわぶちまさあき)さんプロフィール
◇1950年富山県砺波市生まれ。1976年金沢弁護士会に弁護士登録。
  03年度金沢弁護士会会長。
◇現在、金沢弁護士会常議員、日本司法支援センター(法テラス)石川地方事務所長。
◇志賀原発運転差止訴訟(団長)。小松基地騒音差止訴訟、中国人強制連行訴訟(団長)
  の各弁護団に加わる。
◇憲法問題では、石川県憲法を守る会共同代表。石川県憲法を広める会共同代表。

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(5)福井原発差止訴訟準備会からのおしらせ。
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・福井原発差止訴訟準備会メーリングリストへのご参加発言を!
  弁護団なども交えての議論、会員間の情報、ささえる会の活動に関する議論や
  情報を提供します。
  また、会員同士の親交を計りたい方にメーリングリストを用意しています。

  メーリングリストに参加されたい方は、post@adieunpp.net までメールを下さい。

  世話人会では、メーリングリストを提供するだけです。活発な議論や親交を期待します。

・本メルマガニュース、企画予定している会報などへの投稿を募集しています。
  世話人か post@adieunpp.net までご連絡下さい。

・その他、ご質問、ご要望について
  世話人か post@adieunpp.net までご連絡下さい。


★世話人会に参加して手を貸していただける方は、ぜひ、世話人のほうにご連絡下さい。
 世話人会では、裁判や脱原発情報の広報活動、裁判支援活動、原告・会員募集活動
 脱原発関係の他の団体主催イベントへの参加など人手が足りません。
 余裕の範囲内で、ぜひ、ご協力をお願いします。

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・ご質問、ご意見のある方は、post@adieunpp.net へご連絡ください。
・本メルマガを停止したい方、メールアドレスを変更されたい方は、
 post@adieunpp.net または世話人までご連絡下さい。

福井原発差止訴訟準備会   http://adieunpp.net/  post@adieunpp.net